産業医科大学医学部 皮膚科学教室
富倉皮膚科
大田皮膚科
2001 年 23 巻 4 号 p. 431-436
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症例は41歳の女性. 約2ヵ月前より月経時に躯幹・下肢に環状に拡大する浮腫性紅斑が出現するようになった. 血液一般, 生化学検査や各種ホルモン検査では特に異常所見は認められなかった. Progesteroneの皮内反応にて, 遅発性に陽性反応を認めたためautoimmune progesterone dermatitisと診断した. 患者は過去に, 合成progesterone剤内服の既往があった.
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