名古屋大学大学院
名古屋大学
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
名古屋のクロマツ年輪中の炭素・酸素安定同位体、および放射性炭素同位体比の測定を行い、これらの同位体比の変動がどの気象要素の影響を強く受けているのか、また気象要素以外の環境要因による影響が存在するのかどうかの検討を試みた。その結果、δ13C・δ18Oはともに、相対湿度と強い負の相関がみられた。また、Δ14Cについては、1964年の高濃度のピークが示され、大気と樹木年輪中の同位体比の変動がほぼ一致し、生育時に吸収された同位体比がそのまま年輪の成長に反映されることがわかった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら