産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2021
会議情報

タングステンカラーセンターを有するダイヤモンド薄膜の形成と評価
*馬場 涼太*小栁 大輔*西川 正浩*長町 信治*中尾 基
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 18

詳細
抄録

ダイヤモンド構造中の不純物によって形成されるダイヤモンドカラーセンターは室温での動作が可能な個体発光体として注目されている。現在、カラーセンターを形成する不純物は数種類確認されており、代表的なものはNVセンターを形成する窒素、SiVセンターを形成するシリコンである。上記の不純物の導入方法の一つとして、化学気相成長(CVD)法が挙げられ、熱源としてフィラメントを用いた熱フィラメントCVD法によって製膜されたダイヤモンド薄膜において、タングステン不純物に由来するカラーセンターであるW₅ センターが形成 されていた 。本研究 では 熱 フィラメント 化学気相成長法を用いて、W₅センターを有するダイヤモンド薄膜の形成と評価を行った。

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© 2021 一般社団法人 産業応用工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top