名古屋大学大学院理学研究科 JST,さきがけ
名古屋大学大学院理学研究科
2009 年 47 巻 9 号 p. 617-623
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植物の受精が成立するためには,めしべの花柱についた花粉から伸びた花粉管が胚珠にたどり着かなければならない.長年,これには胚珠に由来する花粉管誘引物質が関与すると考えられてきたが,最近,トレニアの胚珠から取り出した助細胞由来のcDNAライブラリーのEST解析から,誘引物質ルアーを同定することに成功した.その発見に至る経緯と,発見のインパクトについて紹介する.
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