精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会春季大会
会議情報

エバネッセント光を応用した超微粒子洗浄現象の実時間観察に関する研究
第2報:非接触洗浄時における超音波と研磨ナノ粒子の除去挙動
*寺山 裕カチョーンルンルアン パナート鈴木 恵友パームパッデーチャークン ティティパット濵田 聡美和田 雄高檜山 浩國
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 660-661

詳細
抄録

半導体製造工程で重大な欠陥となるウェハ表面残留研磨ナノ粒子(φ100 nm以下)の洗浄現象が未だ解明されていない.そこで,表面近傍でのナノ粒子離脱・再付着挙動をエバネッセント光によって実時間観察する手法が確立されてきた.これまで,PVAブラシによる接触洗浄現象の観察を行ってきた.本稿では,予めナノ・シリカ粒子(φ100 nm以下)を付着させた酸化・窒化膜のガラス基板表面を用意し,洗浄液中において2MHzの超音波を照射することで非接触洗浄現象を再現した.その可視化した結果を報告する.

著者関連情報
© 2020 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top