顕微鏡
Online ISSN : 2434-2386
Print ISSN : 1349-0958
最近の研究と技術
光ポンププローブSTM
重川 秀実吉田 昭二武内 修大井川 治宏
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2017 年 52 巻 1 号 p. 46-50

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抄録

原子レベルの空間分解能を持つ走査トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Microscope: STM)と量子光学の超短パルス光技術を融合することで,STMの空間分解能と超短パルス光のパルス幅の時間分解能を併せ持つ顕微鏡法の開発を進めてきた.本稿では,最近,注目されてきたテラヘルツ(THz)光を利用したTHz-STMの開発も含めて現状を紹介し,今後の展開について概観する.

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© 2017 公益社団法人 日本顕微鏡学会
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