久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門
2023 年 120 巻 3 号 p. 263-268
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症例は80歳代女性.肝細胞癌に対して右鼠径部リザーバーポート留置術および肝動注化学療法を施行した.ポート留置術より約40日後にMRSAを起因菌とするポート部感染・敗血症をきたし,ポート抜去後に感染性仮性動脈瘤の形成を認めた.瘤の形状により血管内治療は完遂できず,外科的に大腿深動脈縫合閉鎖術を実施した.リザーバーポート留置術後の合併症として,仮性動脈瘤の形成を念頭に置く必要がある.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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