胆管内細径超音波検査，胆管組織診がMALTリンパ腫の胆管病変の診断，治療効果判定に有用であった1例

井上 沙織; 竹田 欽一; 大北 宗由; 山本 佳奈; 西村 舞; 大林 友彦; 西尾 雄司; 原田 智子

doi:10.11405/nisshoshi.117.345

症例報告

胆管内細径超音波検査，胆管組織診がMALTリンパ腫の胆管病変の診断，治療効果判定に有用であった1例

井上沙織, 竹田欽一, 大北宗由, 山本佳奈, 西村舞, 大林友彦, 西尾雄司, 原田智子

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キーワード: MALTリンパ腫, 胆管内細径超音波検査, 胆管組織診

ジャーナルフリー

2020 年 117 巻 4 号 p. 345-353

DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi.117.345

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抄録

症例は78歳女性．右乳房腫瘤を主訴に乳腺外科を受診し，乳腺MALTリンパ腫と診断され，全身検索目的で当科を受診した．多発腹腔内リンパ節腫大，胃，十二指腸に病変を認めた．腹部超音波検査で不整な肝外胆管壁肥厚があり，ERCP，胆管内細径超音波検査，胆管組織生検を施行し，MALTリンパ腫の胆管病変と診断した．化学療法施行後，再検し，寛解を確認した．

責任著者(Corresponding author)

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