都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
尼崎城天守再建の効果とその意味についての研究
村上 雄哉宮地 茉莉岡 絵理子
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2022 年 20 巻 4 号 p. 395-398

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抄録

2018年に尼崎城天守が再建され、市に寄贈された。 本研究の目的は、再建された天守を人々がどのように認識しているかを調査し、再建の意義を探ることである。 2021年12月、天守閣の来訪者を対象にアンケート調査を実施し、154票の回答を得た。 その結果,天守閣は来訪者に歴史的な展示やイベントを提供しており、観光スポットとして認識されていることが分かる。 観光客が地域の歴史に関心を持つ機会になり、それが市の観光施策に寄与することができる。 再建された天守は都市のイメージを向上させ,歴史的な都市計画を推進した。

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© (c) 日本都市計画学会
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