主催: 日本学術会議「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本船舶海洋工学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 日本伝熱学会, 日本計算工学会, 農業土木学会
現在、吉村研究室では知的マルチエージェント交通流シミュレータ(MATES)を用いて、 ドライバーの協調行動の再現や、 歩行者、ドライバー間の相互作用に関する研究を行っている。 それらの研究において、パラメータ設定や結果の評価等の際、 人間の感覚による判断が必要となる場合がある。 そのような場合、2次元ディスプレイ上での可視化だけでは判断が難しく、 没入型多面ディスプレイ上での可視化で得られる立体感、 現実感が判断の助けになると期待される。 そこで本研究ではMATESによってシミュレートされる交通流を 没入多面型ディスプレイ装置(CABIN)上で可視化した際に、 どういったことが可能になるのかについての基礎的検討を行う。