日本には多くの動画講義による公開コースウェアが存在する。しかし活用されていない動画データが大量にあることが指摘されている。その理由を明らかにするために、ケーススタディとアンケート調査を行った。
その結果、日本の4つの大学のOCWウェブサイトはユーザビリティデザインが異なった。またOCWのウェブサイトのユーザビリティデザインには、グラフィック要素の活用が足りていないことが確認できた。さらに動画講義を選択しやすくする必要があることも確認できた。そしてコミュニケーション要素を増やし、コミュニティ作りを促進するといった対策を考えるべきだろう。