情報地質
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システム・ソフトウェア開発
野外調査データを用いた地質境界面推定データ作成プログラム『Georiginer』の開発
梶山 敦司居川 信之塩野 清治
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2005 年 16 巻 4 号 p. 225-234

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抄録

地質構造の論理モデルは,境界面と地質体の論理的関係を表している.この論理的関係を用いることによって,地質体の分布位置から地質境界面を推定するための制約条件を与えることが可能となる.本研究では,地質構造の論理モデルのこの特性を利用した境界面を推定するためのデータ作成プログラムGeoriginerの開発を行った.本プログラムは,露頭,ボーリングデータ,走行傾斜データなどの位置情報をデータ分布図として与え,データ分布図と地質構造の論理モデルを用いることによってそれぞれの野外データに対応した境界面の推定データの作成を行う.

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© 日本情報地質学会
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