自治医科大学泌尿器科
1988 年 79 巻 10 号 p. 1669-1672
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蓚酸カルシウム結晶尿を示す6症例にて, 遠心分離により尿中結晶成分を集め, 赤外分光分析により検討した. 本法によれば, 尿中の蓚酸カルシウム1水化物, 蓚酸カルシウム2水化物, 燐酸カルシウム結晶量を測定することができる. dipyramid 型結晶と dumbbell 型結晶はそれぞれ蓚酸カルシウム2水化物と1水化物であり, また, 蓚酸カルシウム結晶尿は燐酸カルシウム結晶尿を伴うことが多いことを指摘した.
日本泌尿器病學會雜誌
日本泌尿器科学会雑誌
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