大動脈基部置換術における composite graft 作製の新しい工夫

澤田 康裕; 阪本 瞬介; 藤永 一也; 田中 仁; 水元 亨

doi:10.4326/jjcvs.41.247

症例報告

大動脈基部置換術における composite graft 作製の新しい工夫

澤田康裕, 阪本瞬介, 藤永一也, 田中仁, 水元亨

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キーワード: 大動脈基部置換術, composite graft

ジャーナルフリー

2012 年 41 巻 5 号 p. 247-249

DOI https://doi.org/10.4326/jjcvs.41.247

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抄録

今回composite graftを簡便に作製するため，カーボシールバルサルバ（Sorin Biomedica, Saluggia, Italy）を用いた新しい方法を考案したので報告する．Bentall＋上行置換術手術の際，カーボシールバルサルバによりスカート部分を作製したcomposite graftを用いて手術を行った．このcomposite graft作製法は短時間で作製でき，出血予防のため連続縫合するためのスカート部分が作製できるためよい方法であると考えられた．

責任著者(Corresponding author)

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