東京都水産試験場奥多摩分場
東京都水産試験場温水魚研究部
東京水産大学水族病理学研究室
1991 年 26 巻 1 号 p. 21-28
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種苗生産過程に発生するイワナ稚魚の「水腫症」の原因調査を行った。病魚の鰓には常に多数の細菌集落の付着が観察され, 塩水処理によって鰓から細菌集落が消失し, 水腫症状が回復した。このことから, 鰓に観察された細菌が本症の原因である可能性が示唆された。しかし, 鰓から分離された細菌による感染実験は成功せず, 鰓に細菌集落を形成し, 本症の原因となる細菌を特定することはできなかった。
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