日越大学 環境工学プログラム,東京大学 大学院工学系研究科 都市工学専攻
2016 年 66 巻 2 号 p. 163-170
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水環境中のウイルスに関する研究は,PCR法の発達に伴い大いに進展がみられた.現在では,ノロウイルスをはじめ,様々なウイルスが河川,海水,下水処理や浄水処理において測定可能になってきており,河川水中にノロウイルスが1000copy/L程度は存在しうることがわかってきている.一方で,定量性のさらなる向上については課題が残っている.また,水浴における感染リスクについては規制が遅れており,科学的知見に基づく管理体制を構築していく必要がある.
VIRUS
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