公立学校共済組合中国中央病院内科
2002 年 91 巻 8 号 p. 2463-2465
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は63歳,女性,著明な左胸水と縦隔腫瘤にて発症.胸水腫瘍細胞の表面抗原の検索でCD56, CD7, CD33陽性, CD3, CD16, CD57陰性にて, Myeloid/Natural Killer(以下NK)前駆細胞性急性白血病と診断した.骨髄中には腫瘍細胞を認めなかった. JALSGAML97プロトコールにより化学療法を施行し,完全寛解に至った.貯留胸水細胞より診断し得た本症は文献的に初めてであり報告した.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら