東北大学大学院循環器病態学
2001 年 90 巻 2 号 p. 193-198
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日本の肺塞栓症患者は増加してきていることが死亡例での解析から明らかであった.臨床診断された症例数は欧米と比べ著しく少ない.死亡の危険予測因子として心原性ショック,長期臥床,悪性腫瘍があった.一般に,欧米と比べアジア,アフリカ諸国の肺塞栓症頻度は低い.その理由として診断能力の差,遺伝的素因,環境因子などがあげられる.
日本内科学会会誌
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