神奈川県衛生研究所
(株)環境管理センター環境基礎研究所
1994 年 43 巻 11 号 p. 905-909
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長半減期放射性核種129Iによる被ばく線量を算定評価する上で必要な,降水中の安定ヨウ素濃度の形態別定量法を開発した.本法は,メンブラン〓紙と陰イオン交換〓紙を利用し,降水中のヨウ素を粒子態,ヨウ化物イオン,ヨウ素酸イオン,その他(溶解している非イオン態ヨウ素)の4形態に分別捕集した後,放射化分析法で定量する方法である.降水試料0.1~0.21を用いることにより,それぞれ約1ng (5~10ng l-1)まで定量可能である.
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