関西学院大学文学部
名古屋港水族館
京都大学霊長類研究所
2015 年 51 巻 2 号 p. 87-94
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水族館で飼育されている2頭の雌のバンドウイルカの吐き戻し行動に及ぼす遊具導入の効果について、環境エンリッチメントの視点と行動変容法の一つである単一事例計画法を用いて検討した。特別な処置を施さないベースライン期(A)の測定に引き続き、毎日の演技訓練(給餌を伴う)の直後にフープを30分間水槽に投入する介入期(B)を行った。介入によって吐き戻し行動の回数が減少することがA期とB期の繰り返し手続きにより明らかとなったが、効果の持続性と場面間の般化に関して個体差が認められた。
家畜の管理
日本家畜管理研究会誌
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動物の行動と管理学会誌
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