@article{ART001555306},
author={
김보인
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title={
連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-
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journal={
일어일문학
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issn={1226-4660},
year={2011},
pages={41 - 53},
doi={10.18631/jalali.2011..50.003},
url={http://dx.doi.org/10.18631/jalali.2011..50.003}
TY - JOUR
AU - 김보인
TI - 連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-
T2 - 일어일문학
PY - 2011
IS - 50
PB - 대한일어일문학회
SP - 41 - 53
SN - 1226-4660
AB - 本研究では、韓国語の「는」との対照を通して、文を受ける「という」構文の中で、「という」が現れたり現れなかったりする現象の原因究明を目的とする。考察した結果、<1>主節の主体と修飾節の主体の一致関係、<2>情報のなわ張り理論の内と外の関係からその解明が明らかになった。まず、主節と修飾節の主体が一致すると「という」は省略される傾向が多く、主節と修飾節の主体が一致しないと「という」は介在される傾向が高いことがわかった。この際、対応する韓国語「는」では、前者でも後者でも「는」は省略されない。しかし、主節と修飾節の主体が一致しない場合においても、「という」は介在可否が曖昧な例が見られ、これらを「情報のなわ張り理論」に導入させて見た。主節と修飾節の情報のなわ張りが内に属しているか外に属しているか、なわ張り尺度から観察した。その結果、主節と修飾節が同じなわ張りに属し、なわ張り尺度が「1」に近い「内」に相当する場合、「という」は介在される傾向があった。また、主節のなわ張りと修飾節のなわ張りが異なり、なわ張り尺度が「0」に近い「外」に相当する場合は、「という」は省略される傾向が見られた。 以上、対応関係であり、省略せず、義務的に使用される韓国語の「는」構文との対比を通して、「という」の介在可否の要因が明らかになった。連体節の「という」の介在可否は、後接名詞の性質にも関わらず、主節と修飾節の主体一致や情報のなわ張りにおいても関連性が高いことを確認した。本研究の知見は言語現象において重要な役割として言語類型論的にも有益であると考えられる。
KW - という, 는, 連体節, 主節, 修飾節, 主体, 情報なわばり理論
DO - 10.18631/jalali.2011..50.003
UR - http://dx.doi.org/10.18631/jalali.2011..50.003
ER -
김보인
(2011).
連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-.
일어일문학,
50,
41 - 53.
김보인
. 2011,
“連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-”,
no.50,
pp. 41 - 53.
Available from: doi:10.18631/jalali.2011..50.003
김보인.
“連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-“
일어일문학
50
pp. 41 - 53.
(2011): 41.
김보인
.
連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-
일어일문학
[Internet].
2011;
50,
:
41 - 53.
Available from: doi:10.18631/jalali.2011..50.003
김보인
. “連体節で現れる「という」の介在可否の決定要因 -韓国語の「는」との対照を通して-“
일어일문학
no.50
(2011): 41 - 53. doi: :10.18631/jalali.2011..50.003