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「書く」・「置く」を述語とする「AガVラレテイル」文と 「AガVテアル文」の意味特徴の比較 -日本語教育の側面から-

일어일문학
약어 : JALALIKA
2009 no.42, pp.137 - 157
DOI : 10.18631/jalali.2009..42.008
발행기관 : 대한일어일문학회
연구분야 : 일본어와문학
Copyright © 대한일어일문학회
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 通常、「書く」、「置く」を述語とする結果・状態相は、「AガVラレテイル」型よりは「AガVテアル」型で用いら れやすい傾向が見られる。しかし、実例を探してみると、少数ではあるが「AガVラレテイル」型をとり出現する場合も存 在する。本稿では、動詞「書く」と「置く」が「テアル」型で出現する場合と「ラレテイル」型で出現する場合の使い 分けにはどのような要因が関わっているのか、また、その要因には動詞別の違いはあるのかに注目した。その結果、動詞 「書く」の場合は、当該の出来事に有情物動作主の想定可能性が高いほと「テアル」構文が、そうでない場合には 「ラレテイル」構文が選択されやすいことがわかった。これに対し動詞「置く」の場合は、当該の出来事に有情物動作 主の想定可能性が高いほど、かつ、意図性の現れる出来事であるほど「テアル」構文が、そうでない場合には「ラレテ イル」構文が選択されやすいことがわかった。  一方、テキストで「書かれている」「置かれている」として出現する実例を対象に、「書いてある」「置いてある」へ の置き換えは可能なのか、また、その置き換えに影響する要因は何なのかについても分析した。その結果、両動詞はいず れも「テアル」構文への置き換えが不自然な場合が多く、これを通し、実例で「書かれている」「置かれている」の形 で用いられている例文は、いずれも「テアル」構文にすることに問題を抱えていたため、その代りに「ラレテイル」型をと り、出現していることがわかった。また、「テアル」構文への置き換えに影響する要因も、両動詞ごとに異なっており、動 詞「書く」の場合は、書き物の文体や内容、動作主が特定個人であるかどうかの問題、読み手が特定個人かどうかの 問題、前後文脈の問題が様々に関わっているのに対し、動詞「置く」の場合は、動作主の意図性の有無、またはその 強弱により「テアル」構文への置き換えが大きく影響されていることがわかった。  すなわち、「テアル」型と「ラレテイル」型の使い分けに影響する要因と、「ラレテイル」構文の「テアル」構文への 置き換えに影響する要因、いずれにしても、「書く」と「置く」は異なる様相を見せていることがわかったが、このような違 いは、実質的な行為が行われなくても「書いてある」「書かれている」という結果相の形を用いることが可能である、動 詞「書く」ならではの意味的特徴に理由があることが確認できた。

「AガVテアル」文, 「AガVラレテイル」文, 行為の結果, 非行為状態
‘AgaVtearu’ sentence, 'AgaVrareteiru' sentence, A Resultative Aspect, A Stative Aspect

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