본문 바로가기
KCI 등재

『도쿠토쿠노 구아와세(とくとくの句合)』의 삼번(三番) 「椿(동백)」에 수록된 소도(素堂)의 홋쿠(発句) 「계류에 물총새와 떨어지는 동백이어라 (谷川に翡翠と落つる椿かな)」의 연구

일본문화연구
약어 : 일본문화연구
2010 no.34, pp.525 - 545
DOI : 10.18075/jcs..34.201004.525
발행기관 : 동아시아일본학회
연구분야 : 일본어와문학
Copyright © 동아시아일본학회
인용한 논문 수 :   -  
154 회 열람

本稿は、素堂編『とくとくの句合』三番「椿」所収の素堂発句「谷川に翡翠と落つる椿かな」の詩的イメージにつき、和歌・連歌・貞門談林俳諧・蕉風俳諧における「椿」の詩的イメージと比して、いかなる新しさや特徴をもつものであるかを追究したものである。検討の結果、次のようなことを引き出すことができた。一、貞門談林俳諧において「玉椿」の「玉」に縁を持たせてそれと同じ類である「琥珀」「珊瑚」を連想したように、素堂もそうした「椿」の詩的伝統に沿って「椿」から宝石である「翡翠」を連想し、さらにそこから鳥の名である「翡翠」を連想したことが分かった。なお、「鳥」も貞門談林俳諧において「椿」と組み合わされて詠まれていた詩材であるため、素堂が鳥である「翡翠」を連想したのはさほどは難しくなかったと推定した。一、「谷川」は、「椿」が和歌において「山」「河」とともに詠まれていたことに即して、付合「谷川」も「椿」の詩的伝統に沿ったものと見なした。さらに「落つる」も漢語「落花」や、貞門談林俳諧において「椿」の付合として多く取り合わされていた「飛入」と相通じる言葉と見なし、「椿」の詩的伝統に沿ったものと考えた。一、素堂は、翡翠が谷川の魚を見て下を向けて素早く飛ぶ姿と、翡翠よりは遅くとも静かに落ちてゆく椿の落花姿とを対比し、そのリズムに焦点を合わせて、一句を詠んだことは明らかであった。リズム感に主眼点を置いたところに、先行文芸では試みたことのない新しさがあった。

椿, 見立て, 掛詞, 翡翠, 新しさ
camellia, mitate, kakekotoba, common kingfisher, original

  • 1. [단행본] 김달진 / 1992 / 莊子 / 고려원
  • 2. [단행본] 平田喜信 / 1994 / 後拾遺和歌集 / 岩波書店
  • 3. [단행본] 森川昭他3人 / 1991 / 初期俳諧集 / 岩波書店
  • 4. [단행본] 上野洋三 / 1990 / 芭蕉七部集 / 岩波書店
  • 5. [단행본] 阿部喜三男 / 1988 / 校本芭蕉全集 発句編下 / 富士見書房
  • 6. [단행본] 阿部喜三男 / 1988 / 校本芭蕉全集 発句編上 / 富士見書房
  • 7. [단행본] 小島憲之他 / 1976 / 万葉集 (1) / 小学館
  • 8. [단행본] 飯田正一他 / 1971 / 談林俳諧集一 / 集英社
  • 9. [단행본] 森川昭他 / 1971 / 貞門俳諧集二 / 集英社
  • 10. [단행본] 中村俊定 / 1970 / 貞門俳諧集一 / 集英社
  • 11. [단행본] 倉野憲司 / 1958 / 古事記 / 岩波書店
  • 12. [단행본] 神田豐穂 / 1926 / 貞門俳諧集 / 日本俳書大系刊行会
  • 13. [인터넷자료] / http://www.nijl.ac.jp/
  • 14. [인터넷자료] / http://base3.nijl.ac.jp/Rcgi-bin/hon_home.cgi