日本教育工学会論文誌
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問題解決場面で思考・判断を助ける観点となるべき「情報的な見方・考え方」に関する実践的研究(<特集>情報教育の成果と課題)
江本 理恵松田 稔樹
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2006 年 30 巻 3 号 p. 213-222

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抄録

筆者らは,普通教科「情報」で指導し,習得させるべき学習内容の1つとして,「情報的な見方・考え方」を提案している.本研究は,学習者に「情報的な見方・考え方」を指導することで,彼らの情報や情報技術を活用した問題解決が改善されることを確認することを目的としている.具体的には,授業において「情報的な見方・考え方」を明示的に指導し,指導した学習者に問題解決活動を行わせ,彼らの問題解決のパターンや解決方法の発想,選択に関わる思考・判断に指導の効果が反映されているかを検証した.

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© 2006 日本教育工学会
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