関西医科大学小児科学講座
2017 年 57 巻 1 号 p. 39-43
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発達障害児はその発達特性により, 学校や集団で不適応を起こしやすく, また自己の感情表現が苦手なため, 身体化して心身症を発症しやすい. よって子どもの心身症, 問題行動や不登校に対峙する際には, 背景にある児の認知の問題, すなわち発達特性を知り, 特性と児を取り巻く環境の関係について考えることが重要である. そしてその問題の解決に向けては, 児を取り巻く環境, 特に学校関係者と連携し, 児の特性に応じた配慮を求めることが肝要である.
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