廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第32回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: C2-13-P
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C2 自動車・強電関連機器・建設廃棄物・その他無機性廃棄物
自動車リユース部品の検査工程におけるAI画像診断技術の導入
*李 蒙毅楊 文博小野田 弘士
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抄録

日本では、自動車のリサイクル法の施行で使用済み自動車(以下、ELV)のリサイクル率が99%に達している。おおむねELVの発生台数は、約338万台/Yで約168万台/Yが中古車として海外に輸出されていることがわかる。その一方で、自動車のリサイクルシステムの質の向上を図ることを目的に、リユース部品の利用促進が求められている。自動車リサイクル部品の生産プロセスにおいては、ELVの部品検査は熟練工が目視で検査を行っているため、熟練工への依存度が高く、高齢化、知の伝承、品質のばらつき等の問題が顕在化している。そこで、本研究では、部品検査の一部あを自動化することで自動車リサイクル部品の生産プロセスの高度化を図る。具体的には、AIによる画像診断システムの導入可能性を検討し、そのプロトタイプを開発・評価した。

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© 2021 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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