原生代初期の微生物シングルセル同位体組成と生元素分布

西澤 学; 高畑 直人; 佐野 有司; 上野 雄一郎; 丸山 茂徳

doi:10.14862/geochemproc.55.0.395.0

2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集

セッションID: 3E17 13-12

DOI https://doi.org/10.14862/geochemproc.55.0.395.0

会議情報

同位体で見る地球表層環境変動

原生代初期の微生物シングルセル同位体組成と生元素分布

*西澤学, 高畑直人, 佐野有司, 上野雄一郎, 丸山茂徳

著者情報

キーワード: 微生物化石, 局所炭素同位体比, ナノシムス

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

本研究では先カンブリア紀の岩石に保存された化石細胞のシングルセル同位体・元素組成から、初期原核生物の生理学的知見をえることを目標とした。第一段階として、高感度高分解能二次イオン質量分析計（NanoSIMS、海洋研）をもちいた空間分解能2um以下での炭素同位体分析法と生元素（CHNSP）の細胞内分布の計測法（イメージング）の開発を行った。そして２０億年前のストロマトライトに保存された種々の形態の微化石について分析を行った。

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）