東海大学医学部基礎医学系分子生命科学
2015 年 22 巻 2 号 p. 84-94
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数多くの医学的および生物学的興味を有するHLA遺伝子群の全塩基配列が報告されてから16年が経過したが,その領域に位置する遺伝子情報や多型情報は常に更新されている。一方,近年に開発された次世代シークエンシング技術は,HLA遺伝子群の多型解析にも活用されつつある。本稿では,最新のHLAゲノム情報と次世代シークエンサーを用いたゲノム解析やDNAタイピング法について我々の知見を交えて概説する。
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