1944 年 65 巻 3 号 p. 240-244
ブチレンの異性化反應の如く多數の異性體存在し相互に異性化が進行する場合の異性化反應の速度を論ずる場合には各異性體間の反應が同時に進行するものとして計算すべきなり 斯る見地よりブチレンの異性化反應を連度論的に論じ觸媒の選擇性即ち上記各種反應の速度が異る場合に平衡に達する經過に相違のある點を明かにし平衡値として測定さるる数値も總ての異性體が終局的平衡に達したる場合と異る値を示す場合の有り得ることを明かにせり
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