V2O3およびMoO2触媒を用いた分子内水素移行反応によるジオール類転換反応

中村 陽一; 村山 徹; 清水 研一; 上田 渉

doi:10.11523/sekiyu.2015.0_51

第64回研究発表会

セッションID: C08

DOI https://doi.org/10.11523/sekiyu.2015.0_51

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主催: (公社）石油学会

[一般発表]

V₂O₃およびMoO₂触媒を用いた分子内水素移行反応によるジオール類転換反応

中村陽一, *村山徹, 清水研一, 上田渉

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抄録

V₂O₃およびMoO₂触媒を用いたジオール転換反応について検討した。V₂O₃およびMoO₂触媒によるプロピレングリコールの転換反応では主生成物としてアセトンが観測され、副生成物としてプロピオンアルデヒドとプロピレンが同程度の選択率で生成した。V₂O₃およびMoO₂触媒によるプロピオンアルデヒドの生成は触媒表面に存在する酸サイトにて進行したと考えられる。本反応メカニズムの詳細を検討したところ、V₂O₃およびMoO₂触媒におけるアセトン生成は、水素移行脱水反応がプロピレングリコールの分子内にて進行すると提案した。

責任著者(Corresponding author)

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