映像情報メディア学会技術報告
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形状情報を利用した動的輪郭モデルの改善法
鐘 文長谷山 美紀北島 秀夫
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p. 85-90

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抄録

本文は既存の動的輪郭モデルにある、力と閾値を精密に設定する必要があるという欠点を改善すべく、形状に基づく動的輪郭モデル(SC-ACM)を提案する。提案手法は事前に大体の輪郭形状が分かっている対象物に対して、その輪郭形状情報を用いてSnakeの動きを拘束することにより、抽出したい対象物の輪郭を抽出する。TVニュース画像を用いて、アナウンサーの口唇輪郭を抽出する実験結果から、提案手法は従来法より有効であることを示す。

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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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