累積損傷度理論を用いたバラスト軌道の変形挙動解析

石川 達也; 関根 悦夫; 三浦 清一

doi:10.11345/japannctam.56.0.93.0

第56回理論応用力学講演会

セッションID: 2B03

DOI https://doi.org/10.11345/japannctam.56.0.93.0

会議情報

主催: 日本学術会議「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」

共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本船舶海洋工学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 日本伝熱学会, 日本計算工学会, 農業土木学会

OS18　地盤力学の計算手法

累積損傷度理論を用いたバラスト軌道の変形挙動解析

*石川達也, 関根悦夫, 三浦清一

著者情報

キーワード: 有限要素法, 累積損傷度理論, バラスト軌道, 粒状体

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

本研究は，繰返し荷重作用時のバラスト軌道の変形特性を解明し，鉄道線路施設の効率的な維持管理を行うために，道床バラストの材料特性を考慮したバラスト軌道の挙動解析法について検討した。その結果，道床バラストの累積ひずみ特性を考慮したFEM解析による道床部の繰返し塑性変形量の簡易推定方法を提案した。また，模型試験結果との比較検討から，提案した推定法の妥当性を検証し，累積損傷度理論を応用した場合，簡易な線形弾性解析でも道床の弾塑性挙動をある程度推定できることを示した。

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）